yap遺伝子、日本人のルーツと世界の遺伝子分布

日本人のルーツYAP遺伝子, ハプログループ, 日本人のルーツ

遺伝子解析技術の進歩により、人類の祖先がどこに居て、どう移動してきたのかがわかるようになりました。日本人に特有のyap遺伝子と、日本人固有のD2遺伝子についてと、世界の遺伝子の移動について調べます。




 

遺伝子とは?

性染色体は男性は、XYで、女性はXXであることはご承知と思います。

男性の遺伝子であるY染色体により、祖先をたどることができるようになりました。

Y染色体はA~Tまで20種類があります。日本人男性に多いのは、D系統(40%)とO系統(50%)です。

yap遺伝子とは

そのy遺伝子のD系統が「yap遺伝子」と呼ばれます。yap遺伝子とは、ハプログループのDEに属するy染色体のことで、Y染色体の長腕部「DYS287 Yq11」上にある約300塩基からなるAlu配列(Alu sequence)の挿入多型。この古代に起きた「M1」と定義される変異の痕跡(SNP)をY染色体上に持つのは、本来ならばtRNA、rRNAなどの核内低分子RNAに転写されるべきものが、何らかの要因によってY染色体上のDNA配列に挿入されてしまったもので、生体内での働きについては未解明である

ハプログループDE (Y染色体) – Wikipedia

ミトコンドリアイブ女性遺伝子

yap遺伝子は男性のy染色体に伝わりますが、女性にはミトコンドリアのハプログループがあります。

ミトコンドリア経由の遺伝子解析は、母親の祖先を母系でたどるものです。

yap遺伝子の父系をたどる遺伝子の分布図と、ミトコンドリア経由の母系遺伝子の分布図には、違いがあります。

母系の人類の祖先は、約20万年前にアフリカに住んでいた一人の女性で、人類共通の祖先として「ミトコンドリアイブ」と呼ばれています。ミトコンドリアイブは、ヨーロッパ人(コーカソイド)の祖先のクロマニョン人や、アフリカ人、東アジア人、東南アジア人、オーストラリア原住民の共通の母親祖先になります。